大人の食べ歩き道
人の三大欲のひとつ、食。おいしく食べる、楽しく食べると人は気持ちがほぐれる。そんな食について、あるときは高級に…あるときは庶民的に…あるときは素材そのものを…と十人十色の食べ歩き道を記す。

あさりのエキスが五臓六腑にしみわたる!(千葉)

木更津。
アクアライン海ほたるで一直線。
東京湾を横断すると千葉県の木更津があります。
映画やドラマで有名になった木更津ですが、
やはり、一番の目的は・・・魚貝類でしょう。

今だとハマグリ!ですが
アサリも見逃せません。

asari-aoyagi2-photo.jpg

遠浅な盤州干潟は
大潮のときははるか彼方まで海底は顔をだします。
ちょうど、夏休みはいった今は・・・海岸いっぱいに
家族連れが集っていることでしょう。
羨ましい♪

そんな貝類。アサリが美味しく食べられるとして有名なのが
『木更津・味処 宝家』

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ここ。数年前に某雑誌で取材にきた場所でした。
すっかり忘れていて・・・
店内にはいって・・・思い出すしまつ。

ライター失格?(^^;)でしょうか。

こちらは明治時代に創業。以来の老舗店として
木更津の誇るあさり料理や江戸前の近海魚貝類のメニューをいただけます。

今回はそのなかでも
あさり膳のかき揚げを注文。

とくに大きなあさりがいくつもはいっているアサリのみそ汁は
夏バテに弱った五臓六腑をいやしてくれます。

画像 072

あさりのうまみがしっかりとでており、
辛くもなくあっさりいただけるあさりのおみそ汁。
これだけでも十分!といえるあさり膳ですが


かきあげはさらに度迫力。

画像 073


あさりの他に鮹など海産物をぶつ切りにしたかきあげは
かなりの肉厚。
しかも2枚ついているので、大食い?のgon麹でも・・・

ヘルプミーと・・・ロープをにぎりそうでした。

アサリご飯に、アサリの佃煮。ほんと、あさりづくりのあさり膳。
お腹を腹ぺこにしてこなくては・・・食べ切れません。

決してリーズナブルな価格・・・とはいいにくいですが・・・

ボリュームと味を考えるともう、良心的な安心お値段!の太鼓判。

木更津の『木更津・味処 宝家』。

また食べにこなくては・・・・・(*^_^*)
※太ることなんて気にしないでね。




DATA)
山地蒲鉾店
住:千葉県木更津市中央2-3-4
電:0438-22-3765
営:[月〜土]11:30〜14:00/17:00〜20:30 [日・祝]11:30〜14:00/17:00〜20:00
休:第1第3水曜日(祝日の場合は振替え)
URL:http://www.takaraya.jp/



まいどありがとうございます。最後にぽちっと押していただければ幸せかぎりです♪



オススメ味品
 お酒のおつまみに最高。もちろん、白いご飯が何杯もいける、そんなうまかー一品。

 白いご飯にちょこんとのせるのもいいけれど、おむすびの具にめいいっぱいつめこみたい・・・そんな心境にさせてくれる、ご飯の相棒!

 自分だけでなく、お世話になったあの方に・・・という場合は、この詰め合わせは重宝。なだ万が太鼓判をおすこの一式。あげるのもったいない!!!と思えるくらいの面子がそろっております。








とれたてできたて♪ 練り物王国 観音寺(香川)

瀬戸内海の港町。あの大きな寛永通宝の砂オブジェがある観音寺では
今、町おこしとして、様々な町巡りツアーを開催している。

今回、お邪魔したのが酒好きにはうへへへへ(^_^)vという企画の
路地裏食べ歩き

地元の地酒を片手に、懐かしい路地裏を歩きながら、地元の食材を使った
出来立てのグルメを食べ歩くというなんともいえぬ贅沢な趣向だ。


観音寺は瀬戸内海に面し穏やかな気候や風土に恵まれ古くから開けている。

市内の古代遺跡からは、旧石器時代までさかのぼり
伊吹島と古川町で約1万年前のナイフ形石器が発見された。

伊吹島はいわずと知れたイリコの島

しらすはもちろん、ダシなどにつかわれるイリコの漁業高は
日本一といわれている。

さて、そんな漁業の町も
過疎化は進み、風情ある街並みからも
いつのまにか子ども達の数は減り、活気を失っていた。

これではイカン! と町全体で考えた結果、
このような企画が生まれたのである。

いくつか、町歩きのコースはあるものの、
この食べ歩きコースが一番人気。

ガイド一人に16人が集う集団と同じコースでぶつかることもしばしばだ。

片手にえびせんべいやえび天をもっている人とすれ違えば、
赤い顔をして、ほろ酔いで歩くおじさん。
いりこ問屋で、これもいい、あれもいい……と品定めしているおばさん。

人間、食べ物を目の前にすると元気がいいものである。

かくゆう、自分もこのツアーは大満足にて
雰囲気ある町並みを眺めるのもそこそこに

お腹をグーグー鳴らして、向かったのができたてのエビ天をGETできる


明治40年創業の老舗の山地蒲鉾店

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機械でつくっているところもあるが
手にいれられるのはできたての手作り蒲鉾。
いわゆる手ネリだ。

手ネリとは手のひらにすり身の玉を取り、
こねていく作法で、
天ぷらは、手練りすることで
すり身本来のねばりや旨さが引き立ち
ふっくらとしあがるのである。



今回はエビ!!!ということで
超大当たりの日であった。


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大きさは大人の手のひらサイズという大きさで
「おっきょいなー」と地元っこも大好きな地どれエビ天。
1センチ以上はある肉厚さは囓っても囓っても小さくならない!

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しかもエビはたっぷり。これでもかーと詰め込まれ、

シャリシャリしたエビの固さがなんとも味に深みをだしてくれる!

しかもできたてということで、脂っこさもなく、食べやすい。

が!かなーり熱い!!

ホクホクホークと口を動かしながら、手をアチチチチッチィーと左右の手で
変わりばんこに持ち直しながら・・・かじる。

そんな様子の人々が自分のまわりにはわんさかいる。(^_^)v

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「これが素材の海老やけん」と
工場長がわざわざ、見せてくれた海老は
大きく立派なもの。

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「でっかーいなー」
「おっきょいなー」
「いろえーなー」

皆、そのカゴを取り囲んで、口はエビ天をほおばる姿は
エサを与えられた鯉状態。

「こんだけ大きかったら、お腹おきるわー」

誰かがそういうと、みんな頷く。

他県の人も頷く。(意味わかっているのか?)


それくらい、美味しさが一致団結をさせてくれる蒲鉾だ。

今日もとれたての素材で
手ネリで作り出す蒲鉾求めて

地元も観光客も
この山地蒲鉾店に集っているのだろう。

一度食べたら、忘れられない、練りものの本当の美味しさを
教えてくれた場所である。

ちなみに、蒲鉾は1つ70円〜。
エビ天は100円


食べ歩きツアーに参加すると各チケットがあり、
チケットを渡せば、1枚、蒲鉾がGETできる。

チケットは地図と記念品がついて500円。


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DATA)
山地蒲鉾店
住:香川県観音寺市観音寺町2695
電:0875-25-3609
営:13:00〜15:00
休:土、第2第4火。




まいどありがとうございます。最後にぽちっと押していただければ幸せかぎりです♪

カレー好きにはたまらない! さむくらカレー

東京郊外。
大学通りが有名な国立市。
縁あって、ここ2ヶ月ばかり、国立方面へ出かけることが多かった。

おかげさまでメタボ一直線となったが。

その国立で

おぉ! みーつけた♪というカレー屋さんを発見。

駅南口より徒歩2分。
普通の雑居ビルの3階にあがると
シンプルモダンなお店がそこにある。

カーリーサロンさくむらだ。

カレー屋でサロン?というミスマッチな思いこみは
その店内に入って一掃する。

白い壁に一枚板の木のカウンター席のみという造りは
まさにサロン。もしくはバー。

ここがカレー屋ということを忘れてしまいそうな上質な空間がそこにある。
座席数8席というのも、庶民的なカレーとのイメージがそぐわない。
どこもかしこも大人の隠れ家的な要素がたっぷりで、高級料理店というほうがピンとくる。

そんなさむくらで一番人気はやはりさむくらカレー1200円。
3日間コツコツとオーナーが煮込んだルーは脂っぽさがほとんどなく、コク深く甘辛さが癖になる。

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@欧風のさむくらカレーは牛肉の美味さたっぷりでありながらあっさりとした仕上がり



大きめにカットされたシンシアのポテトや牛肉は噛みごたえ十分で、いくらでもパクパクと口に飛び込んでくる。
ランチでは濃厚なヨーグルトドリンク付というのもありがたい。

高級感たっぷりで味も一流。じゃあ・・・お値段は・・・というと
これがまた憎いほど庶民的。

カレーを筆頭に、他のメニューもこんな価格でいいの? とこちらが心配してしまうほどだ。

「僕自身、カレーが大好きだから。美味しいカレーを食べてほしいんです」というオーナー。

キュートな笑顔が印象的な紳士だ。

座席数がすくない分、
訪れてくれる全てのお客さんに満足いく対応ができないことが現在の悩みというが、一人で全て切り盛りしているには仕方ないこと。

我々、食いしん坊は縁があり、チャンスがあるとき、訪れ、マスターと語り合い、美味しいカレーをぱくつけばいいのである♪

カレーの他にもフランス直輸入のエスカルゴや冷燻の鴨肉などオススメもたくさん。

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@ガーリック風味のエスカルゴ700円。大きい身の隅々までガーリックエキスが染み込んで・・・酒のあてに最高!



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@鴨肉の冷燻800円。出汁に長時間浸し、味をしみこませた冷たい鴨の燻製。歯ごたえ十分で、中からはジューシーな鴨肉の甘い肉汁がドロリとでてくる。


このカレーサロンは
食欲を満たし、胃に優しく、懐に情け深い
東京郊外の庶民的カレー屋さんなのである。




まいどありがとうございます。最後にぽちっと押していただければ幸せかぎりです♪



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DATA)
住:国立市1-9-27すずやビル3F
アクセス:国分寺駅南口から徒歩2分
営:11時30分〜14時30分(LO)17時30分〜21時30分(LO) 
休:木曜 
備考:座席数少ないため、予約がベター



塩  島の塩

東京から358.4km。
太平洋に浮かぶ東京の秘境といえば・・・
青ヶ島


太平洋にぐるりと囲まれた青ヶ島は
黒潮本流が周囲を流れ、多くの生物が集まる海のパラダイスだ。

もちろん、海の栄養素を多様に含んでおり、
むかしから島の人々は恵みを、様々に活用してきた。

自然海水もそのひとつ。
黒潮本流の天然海水だけを原料に造られている「ひんぎゃの塩」。

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カルシウムを多く含み、まろやか。
口にふくむと少し甘味を感じる味の濃さが特徴的である。



塩にしあげる熱源はなんと火山。自然の力、<ヒンギャ>を利用してるくりあげる。
※ヒンギャとは島火山の地熱出口の呼び名(島言葉)
nairinnzan[1].jpg



二重式火山の土地から湧き出る一定温度の火山地熱を熱源とし、
平釜でゆっくりと結晶に育てる。

ゆっくり、じっくりじっくりと
時間を掛けて海水の水分を蒸発させ、
手間ひまかけてつくりだす塩の結晶。
大粒でまるで海のダイヤモンドのように
太陽の光でキラキラ輝くのだ。

凝縮され出来上がった塩の結晶は
さらに水切り脱水機で脱水し、
地熱乾燥で水分調整をして完成。

ひとつぶひとつぶの塩に
自然の力と恵みを注ぎ、
出来上がったのが青ヶ島の塩、「ひんぎゃの塩」なのだ。

とにかく、この塩。
味が濃い。
西瓜に一振りしただけでも、西瓜の甘味が際立つほどの濃さ。
菜っ葉などの浅漬けなどをつくる際、ひとつまみいれるだけで
葉はパリパリと塩加減抜群の浅漬けができる♪

大量生産ができないため、大変貴重な塩でもあり、
都内では高級料亭で使われたりするそうだ。

素材の味を引き立てるので
料理の隠し味にしているのも事実。

この塩を食べるたび、自然の恵みに感謝したい、一品である。



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DATA)

ひんぎゃの塩
住:東京都青ヶ島村 青ヶ島村製塩事務所
電:049996-9-0241 



古代の製塩法で甦えった最高の塩

今も昔もかわらない……うまき塩



色は茶色から灰色がかったベージュ系、粒はさらさら。
舌を指す辛さはほとんど感じず、自然で柔らかな甘味のある塩。

藻塩 原料



海人の藻塩は和食、フレンチやイタリアンの有名シェフも愛用することで知られた銘柄塩だ。

この藻塩が作られるようになったのはごく最近。
いや、復刻したといったほうがいいのかもしれない。

広島の上蒲刈島で約20年前に再現された藻塩は
ひとりの考古学者、松浦さんの海辺の発見から生まれた。

ある日、浜辺で古墳時代前半、
約1500年前の製塩土器の底片を見つける。

瀬戸内は塩の名産地であり、江戸時代には瀬戸内十国で製造される塩は十州塩と呼ばれるブランド塩が多く生産されていた。

しかし松浦さんが見つけたそれは、歴史に塩田法が登場するはるか昔、謎とされていた藻塩づくりの土器片だったのである。

翌年、浜辺の開発事業をきっかけに大規模な製塩遺構、沖浦遺跡を発見し、藻塩の研究が始まる。

当初は一人で始めた研究もやがて地元有志が集う藻塩の会が結成され、地道に古代製塩法の復活研究が続けられた。

かの『万葉集』に
「……朝凪に玉藻かりつつ夕凪に 藻塩焼きつつ海人娘女」

と唄がある。
この唄に詠まれた藻塩、玉藻という言葉。

これを玉藻=ホンダワラであることを突き止めた松浦さんは

試行錯誤の末、古代藻塩づくりの再現に成功した。

瓶に汲み上げた海水にホンダワラを浸して乾燥させ、また瓶の海水に浸して乾燥させるという工程を繰り返す古の製塩法。

塩分濃度を高めた鹹水をつくりだし
土器で煮詰めて塩をとるという工程は、藻塩の大事な工程である。
塩分濃度を凝縮した鹹水を造るため、
一日10tの海水から200kgしかつくれない。丁寧に時間をかけて造りあげる工程が希少な旨味を生みだしているといえるだろう。

この藻塩。

刺身や天ぷら、薬味や煮物やステーキなどの焼き物に使えば素材の味を十分に引き出してくれ、
一度使うと他の塩は使えないといわしめるほどの逸品だ。

原料となるホンダワラにはヨードをはじめ海藻の栄養成分が豊かで、カルシウム、カリウム、マグネシウムといったミネラルを多く含み、

そのぶん塩自体の濃度が低くなるので塩分控えめと健康的な面でも注目されている。

古代と現代がひとつの海でつながる藻塩。

塩の一粒一粒に込められた自然と人のロマンがつまった味は、本物といっても過言ではない。

藻塩 袋入り





まいどありがとうございます。最後にぽちっと押していただければ幸せかぎりです♪



DATA)

海人の館
住:広島県安芸郡蒲刈町大浦7407-1
電:0823-70-7021 
休:月

プロフィール

ゴン麹

Author:ゴン麹
美味しいモノを食べる! これくらい幸せなことはありません。でもどうせ食べるなら、雰囲気もサービスももちろん価格も納得して食べてみたい。
情報誌、グルメ番組など様々な情報が手にはいるいまだからこそ、こだわりたい自分のイートスタイルを楽しめる。そんなチャンスを日本の北から南まで、舌で目で心で確かめる旅を続ける毎日。
そんな実体験、経験からここでは旬な情報を深く美味しく知ってもらえる場所としてリポート。
あ! この場所いったことある……と思う方もいらっしゃるはず。そんな方には再び、訪れたいと思っていただけるように雰囲気や情報を提供。
当サイトをご利用していただくことで、皆様がこだわる食への楽しみが広がることを願って。
どうぞよろしくお願いいたします。

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